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ステップファミリーとは?意味としんどい理由を徹底解説

意味としんどい理由を徹底解説

離婚が当たり前の世の中になりつつある今日、家族の形態も大きく変化しています。

例えば、若くしてシングルマザーになった人が再婚した場合、子どもと新しい夫には血縁関係がなくとも、生活を共有して家庭を営むことになります。そのなかには、新しい家族との人間関係に悩んだり、家庭の居場所を失ったりする人たちもいるかもしれません。

この記事では、「ステップファミリーとは何か?」を解説したうえで、「しんどい」と言われる理由を考察してきます。ステップファミリーに関わる人たちのお役に立てれば幸いです。

【この記事を読んで得られること】

  • ステップファミリーに関する基本知識が得られる。
  • ステップファミリーの当事者がしんどいと語る理由がわかる。
  • ステップファミリーとして良き家庭を築くために必要なことを考えるきっかけになる。

ステップファミリーとは?

アメリカの全米ステップファミリー協会(Stepfamily Association of America)を創設したエミリー・ヴィッシャーとジョン・ヴィッシャーによれば、ステップファミリーは「一対の成人男女が共に暮らしていて、少なくともどちらか一方に、前の結婚でもうけた子どもがいる家族」と定義されています

要するに、ステップファミリーとは、再婚相手に血の繋がらない連れ子がいる家族のことを意味していると言ってよいでしょう。

なお、シングルマザーやシングルファザーの再婚が珍しくない今日、ステップファミリーは決して少なくはないはずですが、2021年3月15日現在、厚生労働省をはじめ中央省庁が公開する統計データはありません。したがって、再婚数や再婚率から大体の数値をイメージするしかないのが実情です。

ステップファミリーがしんどいと言われる3つの理由

一概には言えませんが、ステップファミリーは家族関係が複雑化しやすく、親であれ、子であれ、それぞれの立場でしんどい気持ちになる人たちもいると思います。ここでは、ステップファミリーがしんどいと言われる3つの理由について考察していきます。

【ステップファミリーがしんどいと言われる3つの理由】

  • 理由1 子どもが自分の存在が邪魔だと誤解する可能性がある
  • 理由2 お互いに気を使いすぎてしまう
  • 理由3 元パートナーとの関わり方が難しい

理由1 子どもが自分の存在が邪魔だと誤解する可能性がある

第1の理由として、子どもが自分の存在が邪魔だと誤解する可能性があることが挙げられます。

もちろん、ステップファミリーになる前に、パートナーが相手の連れ子と良好な人間関係を形成できる場合もあるので、必ずしも子どもが居場所を無くしてしまうわけではありません。

しかし、子どもの気持ちを蔑ろにしたまま再婚を進めてしまうと、自分の存在を軽んじられていると勘違いをして「親にとって自分はいないほうがよいのではないか?」という誤解を抱いてしまうおそれがあります。

物心がついたばかりの幼い子どもだったとしても、大人と同様に喜怒哀楽を感じる人間です。とりわけ、親の辛い姿を見て育った子どものなかには、自分よりも親の気持ちを優先して本音を言わない子もいるかもしれません。

また、そのときはよく分かっていなかったとしても、一緒に生活してから時間が経過して適応できなくなる可能性も0ではないと思います。

したがって、再婚する際は、親子である前に「一人の人間」として子どもの意見や感情を尊重しながら、新しい家族を迎えるために必要な信頼関係を育むコミュニケーションを怠らないように努めたほうがよいでしょう。

理由2 お互いに気を使いすぎてしまう

第2の理由として、お互いに気を使いすぎてしんどくなることが挙げられます。とりわけ、連れ子が精神的に自立し始めている場合、親の再婚相手を配慮すべき他人として一定の距離を保ちながら接することもあり得ることです。

一方で、パートナー自身も連れ子に対するスタンスが定まらず、ご機嫌を取ろうとしたり、義務感から理解者になろうとしたりすることもあるかもしれません。いずれにしても、同じ屋根の下でお互いに気を使い続けるのがしんどくなることもあると思います。

だれだって、見ず知らずの他人にわがままを通すことが憚られるように、再婚相手と連れ子という関係も最初から自分の気持ちをぶつ合うことに躊躇いがあっても何ら不思議ではありません。

理由3 元パートナーとの関わり方が難しい

第3の理由として、元パートナーとの関わり方が難しいことが挙げられます。

離婚したときの状況によっても異なりますが、連れ子は定期的に別れた親と面会することがあります。したがって、その子を介して元パートナーとの関わりは切っても切れなくなるわけです。それに対して、再婚相手が複雑な感情を抱いてしまうこともあるかもしれません。

とりわけ、嫉妬深いタイプの人からすると、過去に結婚していた相手にヤキモチを焼いてしまう方もいるでしょう。それがしんどいというのは心情として理解できるものです。

とはいえ、それが子どものいる相手と再婚するということではないでしょうか。生まれたての赤ん坊でもないかぎり、人間であれば、だれしもが過去の物語を持っています。

そのなかには、決して無かったことにはできないエピソードもあるはずです。そこを度外視して自分の思いどおりにしようとしても、かえってしんどい気持ちになるだけではないでしょうか?

ステップファミリーはうまくいかないのか?

以上のような理由から、ステップファミリーがうまくいかないと思われがちですが、本当にそうなのでしょうか

結論から言えば、ステップファミリーだから家族関係がうまくいかないというのは偏見であると思います。実際に、血の繋がった親子だったとしても、殺人事件を起こしたり、虐待が発生しているように、血の繋がりはお互いを大切にする絶対的な条件ではありません。

夫婦は赤の他人から出発して良き家庭を築き上げていくのですから、再婚相手と連れ子もまた人間として真摯に付き合っていけば、家族として打ち解けあえるはずです。決して簡単なことではありませんが、それは友人関係でも、恋人関係でも同じことです。

人との信頼関係は一瞬で破壊されてしまうほど繊細でありながら、作り出すのは死闘なのです。

強いて条件を挙げるとすれば、お互いに相手の大切にしているモノ、ヒト、コトを大切にし合うことがポイントだと思います。「家族だから」という形式的な義務感は一度、捨て去って、相手が一人の人間として大事にしていることを認める。そこからスタートしてみてはいかがでしょうか?

家族の絆は信頼関係から生まれる

家族もまた友人や恋人と同じように、形ではなく、心の絆によって成り立つ人間関係であると思います。ステップファミリーだからこそ抱えやすい問題はあるかもしれませんが、それは自明のものではないはずです。すなわち、見方を変えて、コミュニケーションのあり方を見直すことで解決できる可能性は十分にあります。

個人が自らの幸福を自由に追求する今日だからこそ、家族関係も極めて多様化しています。しかしながら、人と人の信頼が人間関係の土台となるのは時代や価値観が変わったとしても、変わらない普遍的なことなのではないでしょうか?

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